リーマンのナンパ日記

中年リーマンが日々ナンパに励む日記です

ナンパを始めるまで~むかしむかし

私がうら若き20代の頃、巷には「テレクラ」なるものが流行っていました。


暗くて狭い個室に電話機が置いてあり、ポケットティッシュやチラシを見た素人の女の子が電話をかけてくるというシステム。


学生やOL、人妻など色々な人種からの電話が沢山あり、デートと称して連れ出し、随分と美味しい思いをしたものです。


深夜の公衆電話からのコールは、


「寒くない? 迎えいこっか?」

でアポをとり、

「遅いから、暖かいとこいこ!」


で会って10分で弾丸即!も随分経験しました。


アポでどんな子がくるんだろう、とあれこれ想像するとドキドキ感がたまりません。


やがて時代は変わり、様々な規制やスマホが登場するとテレクラはすっかり廃れ、おばちゃんの援助交際の場になってしまいました。


私も結婚して自由な時間がなくなり、自然と足が遠のいてしまったのですが、数年前に思い立って行ってみたところ、


「おにいぢゃん、いぐらならだせるの?」


というダミ声おばちゃんの声に恐怖を感じ、受話器を置いて店を後にしてしまいました。


夕暮れの街に出ると、通りには眩いばかりの肌を露にした女の子で溢れていたことを思い出します。


どうしたら、こんな子たちと知り合えるんだろう?


40を越えたおっさんにはムリか、、


と思いつつ、いつものピンサロで、いつもの子を指名して自分を慰める日々が続いていました。